元素たんの基礎知識 -元素の性質・元素名の由来

「元素たん」「擬人化元素」とは、
元素の性質やイメージをもとにつくられた「キャラクター」のことです。
当サイト"Saomix elements"では、118の元素たんを公開しています。
元素を知れば、元素たんをもっと楽しめることまちがいなし!
原子番号1-118の基礎知識を一挙公開!

見方
1行目…元素番号、なまえ、元素名(英語)
2行目…元素たんのかんたんな紹介
3行目…元素の性質
4行目…元素名の由来

1 水素たん Hydrogen
小さくて活発、泳ぎも得意。聖アミノ学園2年生。
水や水分、有機物の一部として広く存在する。宇宙の元素の9割を占める。
ギリシャ語の水(hydro)+生ずる(gennao)より。

2 ヘリウムたん Helium
お出かけが好き。リニアモーターカーとか気球に乗ってみたい。
軽いガスとして気球に、低温を保つためリニアモーターカーに使われる。
ギリシャ語の太陽(helios)より。

3 リチウムたん Lithium
雑貨屋の娘。
リチウム電池、潤滑油、ほうろう鍋などに使われる。
ギリシャ語の石(lithos)より。

4 ベリリウムたん Beryllium
背が小さい。たからものはエメラルド。
エメラルドの成分。X線を通し、中性子を減速させるため、原子炉で使われる。
緑柱石(beryl)より。

5 ホウ素たん Boron
色白の子。保健室によくいる。
ガラスをじょうぶにする。ホウ酸は殺虫、目薬に使われる。
アラビア語の白い(boǔraq)より。

6 炭素たん Carbon
水素・窒素・酸素たんのお姉さん的存在。聖アミノ学園3年生。
有機物の骨格を担う。また炭素のみでも黒鉛・ナノチューブなど様々な形をとる。
ラテン語の炭(carbo)より。

7 窒素たん Nitrogen
美容や健康にくわしい。おとなしい性格。聖アミノ学園3年生。
大気中に約78%を占める不活性な気体。アミノ酸やたんぱく質に含まれる。
ギリシャ語の硝石(nitre)+生じる(gennao)より。

8 酸素たん Oxygen
水素・窒素・炭素たんのおともだち。聖アミノ学園2年生。
陸(SiO2)海(H2O)空(O2,O3)に幅広く分布する。有機物の主要元素のひとつ。
ギリシャ語のすっぱい(oxys)+生ずる(gennao)より。

9 フッ素たん Fluorine
誰とでもなかよくなることができる。
反応性が高く、希ガスとさえ反応する。アルミニウムの精錬に使われる。
ラテン語の流れる(fluo)より。

10 ネオンたん Neon
雷を受け止める能力を持っている。
避雷針や、ネオンランプに使われる。
ギリシャ語の新しい(neon)より。

11 ナトリウムたん Sodium
黄色い服を着た、やさしいお姉さん。
体内の水分を維持したり、神経細胞の刺激を伝える。血液中に多い。
天然ソーダ石(natron)より。

12 マグネシウムたん Magnesium
日の光を浴びるのが好き。とうふが好物。
クロロフィル(葉緑素)に含まれる。筋肉の収縮にも関係している。
マグネシウムの産地Magnesia(ギリシャ)より。

13 アルミニウムたん Aluminium
身体が白色粘土、目がサファイアでできた、生きている人形。
地殻中に約8%含まれ、鉱物の主要元素のひとつ。軽くて丈夫な金属。
ラテン語のミョウバン(alumen)より。

14 ケイ素たん Silicon
大地の国から留学に来たお姫さま。
地殻中に約40%含まれる、土や岩石の主要元素。ガラスや半導体に使われる。
ラテン語の火打ち石・硬いもの(silicis)より。

15 リンたん Phosphorus
伝説の剣「ライトブリンガー」を探して旅を続けている。
リン酸カルシウムは骨の主成分。細胞膜やDNA、ATPにも含まれる。
ギリシャ語の光(phos)+運ぶもの(phoros)より。

16 硫黄たん Sulfur
料理がとくい。ときどき辛い味つけをする。
金属の硫化物として、地中に多く存在する。ビタミンB1や、一部のアミノ酸に含まれる。
中央アジアのトカラ語で燃やす(salp)より。

17 塩素たん Chlorine
ごはんをよく食べる子。
胃酸の成分(HCl)。有機物に塩素がつくと(フロン、PCB、ダイオキシンなど)有害な種類がある。
ギリシャ語の黄緑色(chloros)より。

18 アルゴンたん Argon
ちょっと影のうすい子。
大気中に約1%,CO2の30倍含まれる。不活性なので吸っても平気。
ギリシャ語の働かない[否定(a)+仕事(ergon)]より。

19 カリウムたん Potassium
はたらきものの女中さん。
神経細胞の刺激を伝えたり、心筋の活動に関わっている。細胞中に多い。
アラビア語の、海草の灰(qāli)より。

20 カルシウムたん Calcium
運動がとくいな子。
地殻には約3.4%と豊富に存在する金属。骨の主成分で、筋肉の収縮にかかわる。
ラテン語の石灰(calx)より。

21 スカンジウムたん Scandium
錬金術師。優秀だけどあまり知られていない。
競技場の照明に使われる。添加剤として電池に入れたり、植物の発芽を促したりする。
スウェーデンのラテン語名スカンジア(Scandia)より。

22 チタンちゃん Titanium
純白の羽をはばたかせ、大空を飛び回っている。
飛行機や白色塗料に使われる。腐食しにくいのは表面の酸化被膜のため。
ギリシャ神話の巨人族ティターン(Titans)より。

23 バナジウムたん Vanadium
内科のナース。生活習慣病の治療補助がとくい。
有機物合成の触媒や、合金に使われる。血糖値を下げる研究がされている。
スカンジナビアの、愛と美の女神バナジス(Vanadis)より。

24 クロムたん Chromium
「ロッカ」という使い魔を連れた子。
ステンレス合金に使われる。血糖を下げる酵素に含まれる必須ミネラル。
ギリシャ語の色(chroma)より。

25 マンガンたん Manganese
鍛冶屋の娘。染め物が趣味。
鋼の強度を高める。電池や合金、触媒や酸化剤に使われる。
マグネシウムの産地Magnesia(ギリシャ)より。

26 鉄たん Iron
日本刀を持った剣士。
地殻に約4.7%含まれ、古くから使われてきた金属。体内で酸素を運ぶたんぱく質に含まれる。
ギリシャ語の強い(ieros)、ラテン語の鉄(ferrum)より。

27 コバルトたん Cobalt
「ガンマ・ナイフ」を持った剣士。青空や絵画が好き。
鉄族の一種で、化合物は多彩な色を示す。造血に関わるビタミンB12に含まれる。
ギリシャ語の、山の化け物(kobalos)より。

28 ニッケルたん Nickel
おさいふの中にいる精霊。プラス思考の持ち主。
鉄族の一種。ステンレス合金や硬貨の白銅、ニカド電池などに使われる。
ドイツ語の、銅の悪魔(kupfernickel)より。

29 銅たん Copper
悪霊を祓う、神社の巫女。
青銅・白銅・真鍮など合金材料。電気をよく通し、針金や箔に加工しやすい。造血やATP生成に関わる必須元素。
ラテン語の銅(cuprum)、ギリシャ語で「キプロスの」(Kyprios)より。キプロスは古代の銅の産地。

30 亜鉛たん Zinc
手助けがとくいなメイドさん。鉄たんのファン。
真鍮やトタン、軟膏や白色塗料の材料。体内で300以上の酵素に含まれている。
ドイツ語でとがったもの(zinke)より。

31 ガリウムたん Gallium
コンピュータの専門学校に通っている。青く光る携帯電話がお気に入り。
ガリウムヒ素は半導体に、窒化ガリウムは青色LEDに使われている。
発見者ボアボードランの母国はフランス。その古名ガリア(Galia)より。

32 ゲルマニウムたん Germanium
ガリウムたんのクラスメイト。コンピュータとおはなしができる。
初期の半導体に使われた。有機化合物の抗腫瘍試験が行われている。
発見者ウインクラーの母国ドイツ(Germany)より。

33 ヒ素たん Arsenic
ゲルマニウムたんのクラスメイト。CDを聴くのが好き。実家は稲作農家。
無機ヒ素は猛毒だが、ひじきなどに含まれる有機ヒ素は無毒。必須ミネラルの可能性が高いとされる。
ギリシャ語の、黄色の顔料(雄黄、arsenikon)より。

34 セレンたん Selenium
夕日を見るのが好き。テルルたんのお姉さん。
コピー機、ガラスの着色などに使われる。赤い光が当たると、電気が伝わりやすくなる。体内で抗酸化作用を示す必須元素。
ギリシャ神話の、月の女神セレネ(Selene)より。

35 臭素たん Bromine
写真屋の娘。海で海草を取るのがとくい。
写真のフィルムに使われる。消火剤や難燃剤の用途もあるが、近年規制される動きにある。
ギリシャ語の臭い(bromos)より。

36 クリプトンたん Krypton
忍者。とくいな術は「ハイドロキノン霧隠れ」。
クリプトン電球に使われる。水やハイドロキノンの結晶に入りこんで「包接化合物」をつくる。
ギリシャ語の隠されたもの(cryptos)より。

37 ルビジウムたん Rubidium
おひさまが好きな子。カリウムたんの家に遊びに行く。
光が当たると電子を出す。体内でカリウムの一部がルビジウムに置き換わっている。
ラテン語の赤(rubidus、炎色反応の色)より。

38 ストロンチウムたん Strontium
深紅のドレスをまとったお姉さん。
赤の炎色反応から花火に使われたり、ルビジウムとともに岩石の年代測定に使わる。骨に集まりやすい。
ストロンチウムの産地Strontian(スコットランド)より。

39 イットリウムたん Yttrium
イッテルビー四姉妹の長女。
イットリウム-アルミニウム-ガーネットはレーザー発振装置に使われる。
イットリウムを含む「ガドリン石」の産地Ytterby(スウェーデン)より。

40 ジルコニウムたん Zirconium
聖アミノ学園の教師。かわいい子が好き。
腐食に強く、中性子を吸収しにくい。水素・窒素・酸素を吸着する。
アラビア語の金色(zarqun)より。

41 ニオブたん Niobium
タンタルたんがパソコンをしているのを見るのが好き。
超電導をするので、リニアモーターカーに使われる。
ギリシャ神話の、タンタロスの娘ニオベ(Niobe)より。

42 モリブデンたん Molybdenum
植物の大豆やレンゲを元気にする力を持つ。
空中窒素をつかまえる酵素、体内では各種分解酵素に含まれる。
ギリシャ語の鉛(molybdos)より。

43 テクネチウムたん Technetium
病院ではたらくお手伝いロボット。
人工元素。画像診断に使う。骨のガン・脳卒中・心筋梗塞など。
ギリシャ語の、人工の(technikos)より。

44 ルテニウムたん Ruthenium
衛兵さん。怪しい相手に赤いカラーボールを投げつける。
白金族のひとつ。ハードディスクや、電子顕微鏡の赤い着色剤などに使われる。
発見者オサンとクラウスの、祖国ロシアの古名Rutheniaより。

45 ロジウムたん Rhodium
おひるねが好き。寝てしまうと周りのことに反応せずなかなか起きない。
アセトアルデヒドの合成や電気接点に使われる。白金族のひとつ。
ギリシャ語のバラ色(rodeos)より。溶液がバラ色を示すため。

46 パラジウムたん Palladium
水素たんのおともだち。「アリール」という妖精といっしょ。
白金族の一種。体積にして900倍の水素を吸収する。銀歯に使われる。
ギリシャ都市の守護女神「パラス・アテネー」より。

47 銀たん Silver
おじょうさま。高貴なオーラで不浄なものを退ける。
金属の中で、電気と熱をもっとも伝えやすい。フィルムや殺菌に使われる。
アングロサクソン語の銀(siolfur)、ラテン語の銀(argentum)より。

48 カドミウムたん Cadmium
美術部の子。あざやかな黄色を使うのがすき。
黄色の絵の具、サビ止めなどに使われる。有毒で、腎障害や骨粗しょう症などを起こす。
ラテン語の亜鉛鉱石(cadmia)、ギリシャ語の土(kadmaia)より。

49 インジウムたん Indium
体操部の子。身体がやわらかい。
加工しやすいやわらかい金属。メッキや液晶ディスプレイに使われる。
特定のエネルギーを受けた時に、藍色(indigo)の光を出すため(蛍光という現象)。

50 スズたん Tin
実家が神社の子。家にあった青銅の剣と鏡で妖怪退治をすることに。
ブリキや青銅、はんだなどに使われる。有機スズは内分泌かく乱物質のひとつ。
アングロサクソン語のtin、ラテン語のstannumより。どちらもスズの意。

51 アンチモンたん Antimony
アイシャドーがトレードマーク。緑茶がすき。
鉛蓄電池や半導体、難燃剤に使われる。緑茶のタンニンはアンチモンの解毒剤。
ラテン語の輝安鉱(stibium)。読みは否定(anti)+孤独(monos)など、さまざまな説がある。

52 テルルたん Tellurium
こたつや赤外線ストーブがすき。セレンたんの妹。
DVD-RAMや赤外線検知器に使われる。
ラテン語で地球、およびローマ神話で大地の女神(tellus)より。

53 ヨウ素たん Iodine
チアガール。スミレの造花をつけたポンポンを持っている。
海草やうがい薬に含まれる。代謝を調節する甲状腺ホルモンに使われる必須元素。
ギリシャ語の紫・すみれ色(iodes)、ドイツ語のヨウ素(Jod)より。

54 キセノンたん Xenon
映画観賞や写真を撮るのがすき。ちょっと変わった子。
カメラのストロボや映写機、宇宙船のイオンエンジンに使われる。
ギリシャ語の見慣れない・奇妙な(xenos)より。

55 セシウムたん Cesium
おそとで遊ぶのがすき。けん玉遊びで正確なリズムを刻める。
GPSやセシウム時計に使われる。光が当たると電子を出す(光電効果)。
炎色反応の色、青空色(ラテン語でcaesius)より。

56 バリウムたん Barium
放射線を防ぐ魔法がとくい。名前の由来を聞くとおこられる。
胃のX線検査に使われる(硫酸バリウム、水に溶けない)。水に溶けるバリウム化合物は毒性がある。
重晶石(baryte)、ギリシャ語の重い(baros)より。

57 ランタンちゃん Lanthanum
セリウムたんのお店に遊びに行く。知らない客が来ると隠れてしまう。
望遠鏡などのレンズやライターの発火石に使われる。溶液中のフッ素を調べる薬品に入っている。
ギリシャ語の隠れる(lanthanein)より。純粋と思われたセリウムから見つかったため。

58 セリウムたん Cerium
カメラ屋「ミッシュメタル」の店長。レンズ磨きがとくい。
希土類の混合物ミッシュメタルの、主成分のひとつ。レンズの研磨剤や紫外線吸収ガラスに使われる。
ローマ神話の女神ケレス(Ceres)より。1801年に見つかった小惑星セレスにちなむ。

59 プラセオジムたん Praseodymium
茶道部所属。部活で使っている緑の陶器がお気に入り。
陶磁器やガラスの着色に使われる。かつてはネオジムと合わせてひとつの元素と考えられていた。
ギリシャ語で青緑(prasios)+双子(didimos)より。

60 ネオジムたん Neodymium
科学研究同好会に所属。永久磁石やレーザーの研究をしている。
工業用磁石やスピーカー、イットリウム-アルミニウム-ガーネットなどに使われる。
ギリシャ語で新しい(neo)+双子(didimos)より。

61 プロメチウムたん Promethium
輝く炎を身にまとった、女の子型ロボット。
人工元素。放射線をエネルギーに変える、原子力電池に使われる。
ギリシャ神話の火の神で、人間に初めて火をもたらしたとされるプロメテウス(Prometheus)より。

62 サマリウムたん Samarium
鉱物にくわしい。磁場を発生させることができる。
永久磁石としてヘッドフォンや時計などに使われる。ネオジム磁石よりさびにくく高温に強い。
希土類研究用の鉱石を発見した鉱山技師サマルスキーより。

63 ユウロピウムたん Europium
光るおもちゃが好きな子。ジスプロシウムたんによく遊んでもらっている。
テレビの赤色蛍光体や、ジスプロシウムと組み合わせて夜光塗料に使われる。
多くのランタノイドが発見されたヨーロッパ(Europe)より。

64 ガドリニウムたん Gadolinium
雪女。「えむあーるあい」に興味がある。
MRIの濃淡を強調する薬や、磁気を失ったときに冷える性質を利用して冷凍庫に使われる。
希土類元素研究の開拓者ガドリン(Gadolin)より。

65 テルビウムたん Terbium
光記憶媒体の扱いがとくいな子。
MOディスクや、X線フィルムの増感剤などに使われる。
「ガドリン石」の産地Ytterby(スウェーデン)より。

66 ジスプロシウムたん Dysprosium
ひとを寄せつけないふんいきを持つが、なぜかユウロピウムたんになつかれている。
放射線を防ぐ性質を持つ。夜光塗料では、光のエネルギーをためる役(ユウロピウムは光る役)。
ギリシャ語の得がたい(dysprositos)より。

67 ホルミウムたん Holmium
北の国からやってきた子。淡く黄色く光るろうそくを持っている。
医療用レーザーや、ガラスを黄色に着色するのに使われる。
ストックホルム(スウェーデンの首都)の古名Holmiaより。

68 エルビウムたん Erbium
光通信ケーブルの扱いがとくい。
光ファイバーの石英ガラスに混ぜて、長距離の通信に使われる。
「ガドリン石」の産地Ytterby(スウェーデン)より。

69 ツリウムたん Thulium
ホルミウムたんといっしょに、北の国からやってきた。
放射線量計などに使われる。光ファイバーへの利用研究もされている。
Thuleより。スカンジナビアの旧名、スウェーデンの町の地名、最果ての地の意味がある。

70 イッテルビウムたん Ytterbium
イットリウムたん、テルビウムたん、エルビウムたんと同じ村の出身。
ガラスを黄緑に着色したり、合金に添加されるなど。
「ガドリン石」の産地Ytterby(スウェーデン)より。

71 ルテチウムたん Lutetium
花の都にあらわれた、ユリの精霊。
ガドリニウム-ガリウム-ガーネットへの添加など。
パリの古名Lutetiaより。

72 ハフニウムたん Hafnium
ラクロスをしている。ジルコニウムたんの妹。
中性子をよく吸収するので、原子炉の制御棒に使われる。
デンマークの首都コペンハーゲンのラテン語名Hafniaより。

73 タンタルたん Tantalum
パソコンが好き。夢中になると話しかけても反応しないことがある。
人工骨やインプラント、整流器やコンデンサーに使われる。
ギリシャ神話の神タンタロス(Tantalos)より。

74 タングステンたん Tungsten
おおかみ娘。すずたんになついている。
電球のフィラメントに使われる。鉄鋼に混ぜたり、炭化タングステンにすると高い強度がでる。
スウェーデン語で重い(tung)+石(sten)、ドイツ語のWolfram(wolfは狼)より。

75 レニウムたん Rhenium
ざまざまな魔法を使えるが、ひっこみ思案なためなかなか能力を見せてくれない。
フィラメントや高温用の温度計に使われる。非放射性金属では地殻中の量が最も少ない。
ライン河(Rhain)より。ドイツで発見されたため。

76 オスミウムたん Osmium
大きなペンを持っている。自分のにおいを気にしている。
白金族のひとつ。ペン先などに使われ、四酸化オスミウムは独特のにおいを出す酸化剤。
ギリシャ語のくさい(osme)より。

77 イリジウムたん Iridium
精霊の世界からやってきた。七色に輝くお守りを持っている。
白金族の一種。硬く腐食されにくいので、ほかの白金族に添加して合金にする。
ギリシャ語の虹(iris)より。溶液が多彩な色を示すため。

78 白金たん Platinum
お医者さん。専門は血液内科で、白血病の治療にくわしい。
自動車排ガスの触媒や抗がん剤シスプラチン、装飾品などに使われる。
スペイン語の銀(plata)、英語のwhite goldより。

79 金たん Gold
日出国(ひいづるくに)のお姫さま。異国の祈祷術「オーラノフィン」が使える。
反応性が低く、天然でも単体で存在する。リウマチの治療や装飾品、貨幣に使われる。
インド・ヨーロッパ語の黄金(ghel)、ラテン語の金(aurum)より。

80 水銀たん Mercury
足の速い女の子。金属の元素たんといっしょに遊ぶのが好き。
多くの金属と合金をつくる。脳や腎に毒性がある(セレンが毒性を軽減する)。
ローマ神話の神々の使者にして商売の神Mercurius、ラテン語で水のような銀(hydragyrum)より。

81 タリウムたん Thallium
病院ではたらく、臨床放射線技士さん。
性質がアルカリ金属に似ていて、毒性がある。がんや心筋梗塞の診断薬、γ線の測定装置に使われる。
炎色反応が緑なので、ギリシャ語の「新緑の若々しい小枝」thallos(ゼウスの娘の名前でもある)から名づけた。

82 鉛たん Lead
重装歩兵さん。お化粧とワインが好きな女の子。
やわらかく、融点が低くて腐食しにくいため用途が広い。また放射能を防ぐガラスやエプロンに使われる一方、有毒。
アングロサクソン語の鉛(lead)、ラテン語の鉛(plumbum)より。

83 ビスマスたん Bismuth
青みがかった着物を着ている子。おなかの調子を整える薬をつくるのがとくい。
次硝酸ビスマスは抗がん剤シスプラチンの毒性を軽減したり、消化性潰瘍の薬に使う。また合金は融点が低く摩擦に強い。
ドイツ語の白い塊(weisse masse)、アラビア語で「安息香のように容易に溶ける金属」(wissmaja)など諸説。

84 ポロニウムたん Polonium
野原の国からやってきた女の子。
1898年、キュリー夫妻が閃ウラン鉱の中から発見した。
マリー・キュリーの出生国ポーランド(Poland)より。

85 アスタチンたん Astatine
兵士さん。アルファ・レイの使い手。
半減期が最長約8時間と短いため、人工的につくられる。崩壊時の放射線をがんの治療に使う研究がされている。
ギリシャ語の不安定(astatos)より。

86 ラドンたん Radon
全国の温泉を旅して回っている。
自然界ではおもに、鉱物中のラジウムが崩壊してできる気体。ラドン温泉の名称由来はこの元素。
ラジウム(Radium)からできる希ガス(-on)より。

87 フランシウムたん Francium
霧とともにあらわれ、霧とともに消える、ミステリアスな女の子。
1939年、キュリー研究所のマルグリット・ペレーによって発見された。最長半減期は約20分。
ペレーの祖国フランス(France)より。

88 ラジウムたん Radium
まほうが使える、活発な女の子。とくいなまほうは「ラジオジェニック」。
以前は放射線治療に使われていたが、放射性ガスのラドンを生成してしまうため現在は使われていない。
ラテン語の放射(radius)より。

89 アクチニウムたん Actinium
光輪を持つ天使。プロトアクチニウムたんの妹。
1899年に、キュリー夫妻と親交があったアンドレ・ドビエルヌが、閃ウラン鉱の中から発見した。
ギリシャ語の光線(aktis,aktinos)より。

90 トリウムたん Thorium
髪の赤い行動派のお姉さん。肩に乗っている生きものは「ミョルニル」。外国産車「タングリスニ」に乗っている。
二酸化トリウムは耐火性のある材料。原子力発電用ウランの原料としても期待されている。地殻中にはウランの約4倍存在する。
スカンジナビアの雷神トール(Thor)より。

91 プロトアクチニウムたん Protactinium
まばゆく輝く光輪を持つ天使。アクチニウムたんのお姉さん。
1918年に、ハーンとマイトナー、およびソディとクランストンによって発見された。化学的性質がタンタルに似ている。
ギリシャ語で最初の(protos)+アクチニウム(Actinium)より。放射性崩壊でアクチニウムが生成されるためだ。

92 ウランたん Uranium
喫茶バー「ニュークリア」のパティシエ。黄色のケーキをつくるのがとくい。
原子力発電の燃料に使われる。また、重い金属なので徹甲弾(劣化ウラン弾)にも使われ、放射能が問題になっている。
天王星(Uranus,ギリシャ神話で天の神)より。

93 ネプツニウムたん Neptunium
ニュークリアの給仕さん。ドリンクの中に炎を写し出すサービスが好評。
原子力発電用プルトニウムの材料に使われる。ウランやプルトニウムにくらべ核分裂を起こしにくい。
海王星(Neptune,ギリシャ神話で海の神)より。

94 プルトニウムたん Plutonium
喫茶バー「ニュークリア」夜間部のオーナー。
おもに原子炉内で生成され、原子力発電や原子力電池に使われる。
冥王星(Pluto,ローマ神話で冥府の神)より。

95 アメリシウムたん Americium
暖炉やたき火の匂いが好きな女の子。
使用済み核燃料から得られる。ビルの煙探知器や、放射線源に使われる。
多くのアクチノイドが合成されたアメリカ(America)より。

96 キュリウムたん Curium
研究所でがん治療の研究をしている。
1944年、アメリカのローレンス放射線研究所(現:ローレンス・バークレー国立研究所)で合成された。
放射能の研究者、マリー・キュリーとピエール・キュリーより。

97 バークリウムたん Berkelium
ひとむかし前の恰好をしている学生。
1949年、アメリカのローレンス放射線研究所で合成された。
ローレンス放射線研究所があるバークレー市(アメリカ)より。

98 カリホルニウムたん Californium
バークリウムたんのおともだち。自発核分裂で身体が光っている。
1950年、アメリカのローレンス放射線研究所で合成された。
ローレンス放射線研究所があるカリフォルニア州(アメリカ)より。

99 アインスタイニウムたん Einsteinium
極秘の実験中に期せずして召喚された、ふたごの姉。
1952年、マーシャル諸島での水爆実験で発見された。
相対性理論を研究した物理学者、アルベルト・アインシュタインより。

100 フェルミウムたん Fermium
極秘の実験中に期せずして召喚された、ふたごの妹。
1952年、マーシャル諸島での水爆実験で発見された。
粒子の挙動や原子核分裂の連鎖反応を研究した核物理学者、エンリコ・フェルミより。

101 メンデレビウムたん Mendelevium
元素たんを統括する組織に所属している。ツンデレビウム。
1950年、アメリカのローレンス放射線研究所で合成された。
周期表を提唱したドミトリ・メンデレーエフより。

102 ノーベリウムたん Nobelium
兵士さん。爆薬と対戦車砲を装備している。
1958年に、アメリカのローレンス放射線研究所、および旧ソ連(現ロシア)のドブナ合同原子核研究所で合成された。
ダイナマイトを発明し、ノーベル賞の創始者であるアルフレッド・ノーベルより。

103 ローレンシウムたん Lawrencium
異世界への扉の鍵「サイクロトロン」を護る者。
1961年、アメリカのローレンス放射線研究所で合成された。
人工元素を生成するサイクロトロンを発明した、アーネスト・ローレンスより。

104 ラザホージウムたん Rutherfordium
アルファ線の扱いにくわしい。その功績を認められ、騎士の称号を与えられている。
1969年、アメリカのローレンス放射線研究所で合成された。
α線の研究や、太陽系型の原子模型を提唱した化学者アーネスト・ラザフォードより。

105 ドブニウムたん Dubnium
異世界への鍵「サイクロトロン」の使い手。「氷の使い手」と呼ばれている。
1970年、アメリカのローレンス放射線研究所で合成された。
合同原子核研究所のあるドブナ(ロシア、旧ソ連)より。

106 シーボーギウムたん Seaborgium
同じくサイクロトロンの使い手。「紅の使い手」と呼ばれている。
1974年、アメリカのローレンス・バークレー国立研究所で合成された。
多くのアクチノイドを合成した化学者、グレン・シーボーグより。

107 ボーリウムたん Bohrium
電子の挙動にくわしい。ラザホージウムたんの後輩。
1981年にドイツの重イオン科学研究所で合成された。
量子論の研究者、ニールス・ボーアより。

108 ハッシウムたん Hassium
ダームスタチウムたんの妹で、童話作家。ほんとうはこわいらしい。
1984年にドイツの重イオン科学研究所で合成された。
重イオン科学研究所のあるドイツのヘッセン州、そのラテン語名Hassiaより。

109 マイトネリウムたん Meitnerium
禁呪「ニュークリア・フュージョン」を使う騎士。
1982年にドイツの重イオン科学研究所で合成された。
放射線、核物理学の研究者、リーゼ・マイトナーより。

110 ダームスタチウムたん Darmstadtium
学者さん。言語学が専門で、神話にもくわしい。ハッシウムたんのお姉さん。
1994年にドイツの重イオン科学研究所で合成された。
重イオン科学研究所のあるダルムシュタット市(ドイツ)より。

111 レントゲニウムたん Roentgenium
もと貴族。あまり裕福ではないが、身体の内側を見る能力を使って民間の治療院を手伝っている。
1994年にドイツの重イオン科学研究所で合成された。
X線を発見したヴィルヘルム・レントゲンより。

112 コペルニシウムたん Copernicium
趣味は星占い。水銀たんと気が合うかも。
1996年に、ドイツの重イオン科学研究所で合成された。
地動説を唱えた15-16世紀ポーランドの天文学者、ニコラウス・コペルニクスより。

113 ウンウントリウムたん Ununtrium
黄泉の使い。「日出国」に縁があるため和風の装いをしている。
2004年、日本の理化学研究所で合成された。また同年、アメリカとロシアの研究チームによる発見報告もある。
un(ウン)は1、tri(トリ)は3をあらわす。

114 ウンウンクアジウムたん Ununquadium
架空の王国「大地の国」の、いたずらざかりなお姫さま。ケイ素たんの妹。
1999年、ロシアのドブナ合同原子核研究所で合成された。
quad(クアド)は4をあらわす。

115 ウンウンペンチウムたん Ununpentium
菜園で作物や薬草を育てている。
2004年、アメリカとロシアの研究チームによって合成された。
pent(ペント)は5をあらわす。

116 ウンウンヘキシウムたん Ununhexium
白魔術師。生命をつかさどる魔法の研究をしている。
2000年、ロシアのドブナ共同原子核研究所で合成された(2001年発表)。
hex(ヘキシ)は6をあらわす。

117 ウンウンセプチウムたん Ununseptium
記憶を失い、異空間を漂っている子。
2009年10月、ロシアとアメリカの研究チームによって合成された(2010年4月発表)。
sept(セプト)は7をあらわす。

118 ウンウンオクチウムたん Ununoctium
都会にあらわれる幽霊。
2006年、アメリカとロシアの研究チームによって合成された。
oct(オクト)は8をあらわす。ちなみに、bi(ビ)は2、enn(エン)が9でnil(ニル)は0。

※「聖アミノ学園」、「ラムゼー照明工房」、「大地の国」は架空のものです。

表は擬人化元素へのリンクになっています。興味のある元素がありましたらご覧ください。

H He
Li Be B C N O F Ne
Na Mg Al Si P S Cl Ar
K Ca Sc Ti V Cr Mn Fe Co Ni Cu Zn Ga Ge As Se Br Kr
Rb Sr Y Zr Nb Mo Tc Ru Rh Pd Ag Cd In Sn Sb Te I Xe
Cs Ba
Hf Ta W Re Os Ir Pt Au Hg Tl Pb Bi Po At Rn
Fr Ra
Rf Db Sg Bh Hs Mt Ds Rg Cn Uut Uuq Uup Uuh Uus Uuo
La Ce Pr Nd Pm Sm Eu Gd Tb Dy Ho Er Tm Yb Lu
Ac Th Pa U Np Pu Am Cm Bk Cf Es Fm Md No Lr

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